雨の北山です。
もう、土からは本格的な春の便りが次々に届いて、なんとなく気ぜわしい毎日。
雨の中野草を摘んでいると、草木たちが喜んでいるのがわかります。
「よっしゃ〜!次の太陽で一気にいくぜ!みんな!!」
と、こんな体育会系な声をあげているかは定かではありませんが(笑)
けど、今からの時期、毎日毎日発見があります。
昨日土に潜っていたふきのとうが、ぐん!と顔を見せていたり。
忙しくも楽しい日々。
けど、先日、とても忙しくて草たちが「見えてない」時間がありました。
何というか、焦って「収穫」に没頭して、周りが見えてない。
あーこれはいかんな、と、深呼吸。
少し草摘みをやめて、草たちに意識を向けます。
何も聞こえない。
頭の中では、早く収穫しなきゃ!時間がない〜!!と、別の声が大騒ぎ。
けど、時間にしてほんの数十秒だけ。
もう少しじっとしてる。
すると、ふっと
「あ〜美しいなぁ」
「ありがとう〜!!」
と、いつもの感覚が戻ってきて、少し力がストンと抜けた気がしました。
草たちは、私たちの鏡だなぁと良く感じます。
辛い時には優しく見えたり、頑張るぞ!と思っている時にはたくましく見えたり。
何も聞こえなくなっていたのも「一旦落ち着こう」のサイン。
草木はただそこにいて精一杯命を繋いでいるだけ。勝手に私が意味付けしているだけかもしれません。
けれど草木を通してそう「感じた」自分から学べることがあると思います。
草木たちから感じること。気づくこと。考えること。草木たちからは教わることがたくさんあると、私はおもっています。
野草と共に生きる喜びを Coconi-R
足元に視線を落とすといつもそこにある「雑草」。そんな草たちには一つ一つに物語がありメッセージがあります。 たった一つの野草に意識を向けただけで、目の前には驚くような発見や喜びが広がります。 Coconi-R(ココニ-アール)では、野草について学び、どんなものが食べれるのか、どうやって生活に役立てていくのかをお伝えしながら 野草を通してより豊かな暮らしを作るお手伝いをさせていただきます。
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